アクアマリンなら、やはり結晶を手にしたい、というかたに、
小さいけれども、淡い青に心惹かれる結晶をご案内。
アクアマリンは宝石になる石なので、大きい結晶はとても高価。
でも、小さい結晶ならば、なんとが手が届く。
これはほんとうに小さくて、2センチ強といったところ。
遠浅の海のなかを泳いでいるときの、淡い水色をしている。
神話にたとえるなら、 海王国の宮殿の柱。
『オデュセイア』を読み返したい気分になる。
(むろん翻訳でだけれど)
沖縄の海ではじめて泳いだとき、
ほんとうにアクアブルーなんだなあ、と感心した。
むろんホテルのビーチは白砂をいれて演出してあるからだ。
海底にまで光がさしこむなかを泳ぐというのは、
なんとも心地よかった。
まさに、そんな海の日だまりの色をした標本である。