はやいもので、もう11月。
原稿に追われていて、
いまごろ、
「文藝」の秋号を読んでいたところ、
『野川』のブックレヴューを千野帽子さんが書いてくださったことに
気づく・・・。
読者のかたへのご案内も、千野さんへの御礼も、
今ごろの今さらで、申しわけない。
秋号といっても、夏に発売されたものだ。
「文藝」の最新号は冬号だから。
さすがに千野さんは、だれも気づいてくれなかった
彼の名前に反応してくれた。
漢字を迷ったあげく、
あの名作マンガの作者鴨沢祐仁氏とおなじ、
祐仁の字をあてたことを。
そう、吉岡くんの下の名前。
でも、そのせいで、
千野さんは吉岡の姿にクシーくんが重なってしまうそうだ。
「文藝」冬号の特集に登場の千葉雅也さんには、
文庫『超少年』の解説をお願いしている。
千葉さんってどんな人?
という疑問をお持ちの読者のかたは、
ぜひ「文藝」冬号をどうぞ。