このあいだのチョコケーキのアレンジ。基本のケーキレシピの材料のうち、牛乳のかわりにりんご酢を、サラダ油のかわりにクリームチーズやカッテージチーズを使ってつくる。蒸しパンの食感だけど、これもお気にいり。
全体の分量を変えずに、材料だけあれこれアレンジする、というのが、わたしの性にあっているので、気分によって黒砂糖、はちみつ、メイプルシロップ、ママレード、コーンクリーム、トマトペースト、ホウレン草のペーストなどを、試している。
ハーブ味や野菜味にするときは、無糖のホットケーキミックスをつかう。それでも、うま味を出すのに、少量の砂糖は必要。それから、味のキレをよくするには、やはり塩。ここが決め手なので、砂糖や塩はよいものをえらぶ。
ココアも、ゴディバをつかうのは、チョコレートの風味が格別だから、ホームメイドのケーキでも、それが生かされる。
4月から、小麦粉などの粉類、バター、チーズがいっせいに値上げとなる。パンやスイーツの市販品も、とうぜん値上がりするのだろう。買いおきをしつつ、ますます、自家製がふえそうな予感。きのうは、とうとうドライイーストも買ってきた(トースターを最新型にしたからね)。
オーブンにはまだ手を出さない・・・つもり。これをはじめると仕事にならない。実は、かつては熱心に菓子づくりをしていた。小説を書くのが仕事になってからは、その時間がなく断念。そのあいだに、道具も素材も進化しているので、短時間でできるお菓子なら、と再開。
このあいだ書庫を整理しなければいけなくなったさい、高校生のころに友だちとやりとりした「お菓子レシピ」のノートを見つけ、しばしなつかしく読みふけった。レクチャー風に口語で書いてあるのが、また、いかにも「高校生だね~」というかんじで、遠い目になった(実際、はるか昔だ!)。