師走もちかくなり、来年のことを考える季節になりました。
来年といえば、あのバカげた制度がはじまるかもしれない。
(つぶれることを願う)
ここで、ひとつ警告を。
もしかしたら、うっかりしている人がいるかもしれないので。
そのうっかりのあげく、まんまと裁判員などに登録されたら大変ですから、
その手に乗らないための、テクニックを今から身につけておきましょう。
その前に、この制度について知っておく必要があります。
わたしは個人的に、かかわりたくないので、冒頭のような文面になっていますが、もちろん、みなさんそれぞれが、ご自分でかんがえたうえで、態度をきめてください。
このまま、ぼーっとしていると、はやければこの12月にも、「あなたは裁判員に登録されました」という郵便を受けとりかねないので、準備が必要です。
(わたしは時間の拘束をうけたくないゆえに、逃れるためのテクニックを書いた本を、あれこれ研究しました)
いくつか読んだなかで、みなさんにもオススメ(内容的にも価格的にも)なのは、
講談社現代新書「裁判員制度の正体」西野喜一著です。
これを一冊読めば、制度のかたちと、それが制度化されるまでの、まともでない状況と、逃れるためのテクニックを知ることができます。
ただし、この本は新書ですので、活字ばかりです。
新書を読みなれていない人には、苦しいかもしれない。
そういう人には、30分もあれば読破できて(人によっては1時間くらい)、制度の大づかみと逃れる方法を知ることが可能な本をご紹介しましょう。
鶴書院「小説 恐怖の裁判員制度」雨宮惜秋著。
この本の難点は、わたしの読者であるような人はとくに、冒頭の話し手の夢の部分を読むのがつらいこと。
なので、(著者には申し訳ないけれど)、あたまの18ページくらいをすっとばすとよいです。それでも、べつに本題に影響しませんので。
まっとうに働く者のすべてをバカにしたこの制度に巻きこまれないためには、いくらかの、お勉強が必要です。
郵便を受けとってからでは遅い。
今から、さっそく準備なさることを、つよくオススメいたします。