
ほのかに、ばらいろに染まった母岩と白鉛鉱。
(ばらの花のなかで雫のように光っている透明の結晶が白鉛鉱で、黒っぽく見えるところは方鉛鉱。ばらいろの母岩は重晶石である)
鉛をふくんだ堅苦しい鉱物も、ばらいろのおかげで、ふっくらとしたイメージになる。お菓子に見立てた画像もあるので、いずれアップする。
年があらたまると、まだ冬なのに、というより極寒からこそ、春めいたものがほしくなる。年末にマルセイユ石鹸の、ばらの香りのリキッドタイプを買い、それを新年からハンドソープとしてつかっている。とっても香りがよく、手を洗うたびに、すこしうれしい。
12月にはチョコレートやセピアの色味の茶系のセーターを連日着ていたけれど、1月になると、寒さはいっそう厳しくなっているのに、好みは軽やかな方向へ進み、オフホワイトのセーターばかり着るようになる。
気分だけでも春をもとめているからだろう。