
望月さんの
With展総集編Part2がはじまったので、さっそく出かけた。
今回もまた、許可をいただき、展示のようすをご紹介する。
まずは、展示会場にあらわれた壁画に迎えられた。昨年のWith展のあいだ、月がわりの展示ごとに、漆喰(しっくい)の壁のモノトーンの配分を変化させて、そのつどもようがえなさっていた望月さんだが、総集編のしめくくりとなる今月は、ついに壁画を。
今回は、染め絵、ペン画(新作)と陶芸作品のほか、装丁を手がけられた本の展示がある。
陶芸作品のなかから、一部をご紹介する。
上 「時のほとり」
下 「地平線」
唐津焼きの陶芸家のかたとのコラボである。望月さんのお作りになる陶芸作品は、オブジェとしてながめていたい一方、本来の用途である食器としても、ぜひつかってみたくなる。このお皿に、カボチャの蒸しものやプリンをのせたら、気持ちがくつろぐにちがいない(時のほとり)、とか、このお皿に、トロトロのキャベツを盛りつけたら、しあわせな気分だろう(地平線)、とか、具体的に空想できてしまう。
2月23日(月)まで西武線鷹の台の松明堂ギャラリーにて。会期中無休・入場無料なので、近くのかたは、ぜひ。
なお、先にもご紹介したとおりPart1作品の一部(鉄とガラス)は、今月、京橋の椿ギャラリーにて再度お目にかかれるほか、新作とも出合える。
椿ギャラリー〈望月通陽展〉
2月7日(土)~21日(土)まで。日曜祝日休み。
午前11時より午後6時半まで。
場所は銀座線京橋駅ちかく。 おでかけのまえにインターネットなどでご確認を。
(こちらのギャラリーは会期中も日、祝日は休廊なので、注意が必要)