
ガラスケースなしで鑑賞する機会は、今後もうないだろうと思ったら、ついもう1度でかけたくなり(笑)
連休中の都内は、いつもすいているので、もしかしたら、の予想どおり、
30分待ちで入館できた
(ふつうの平日は、40分から50分待ち。連休があければ、さらに大混雑が予想される)
2度目は、やや落ちついて、水晶玉や銀の器などの小さな展示品も鑑賞。
(最初のときは気がはやって、これらは、ざっと流してしまった)
すると、なにやら浅田飴のようなかたちに磨いた水晶がたくさん。
仏舎利にたとえたのでもなさそうな、これらの水晶玉がなににつかわれたのか、説明書きを読んでもわからず。
ただ、この時代にはすでに、水晶をおなじ大きさに大量に磨く技術があった、ということを確認するのみ。
六角柱型に加工した水晶に、天然の小さな水晶の結晶がおさまっていたものも(展示では、結晶を外にだしてある)。
阿修羅は、相変わらず黒山のひとだかりのなか。
時計まわりに進んで鑑賞せよ、と係員がアナウンスしているものの、みなさんほとんど動かず。
こういう会場では、独自の見解をつれに向かって大声で述べている人物(むろん男の人)がかならずいる。
まわりにいる者も、ウンチクを拝聴するハメになる。
それがたいてい、知ったかぶりなので困る。
耳栓をもってくればよかった、と思った。
展示会場の外では、なおさら耳栓が必要となる。
とてつもないBGMがながれている(音楽CDのPRのために)。
こういう音楽を好きな人が世の中にいるのは理解できるし、それを好きだという人にたいして、とやかく云うつもりはない。
ただ、好きではない(どころか、腹が立つ)人間もいるということを、展示のデイレクターは考えるべき、と思う。
それにしても、会場は女の人が圧倒的に多い。
阿修羅像もたぶん、その意味は承知していることだろう。