べつにベジタリアンではないのだが、野菜が好きなので、野菜ばかり食べている。
黄色のカリフラワーを買ってみた。
ふつうのカリフラワーの四分の一ぐらいの大きさで、値段はおなじなので、割高ではあるが、蒸したときの彩りがよい。味は、白のカリフラワーとさほど変わらない。
野菜を食べるときは、冬も夏もせいろ蒸し。
暑い季節は、冷製野菜がよい人のほうが多いだろうけど、わたしは熱々ばかり。
これに、レモンをしぼって、白トリュフオイルを、ちょっとたらして食べると、たいへんおいしい。
白トリュフオイルは、ちかごろ手にはいりやすくなった。なんと地元でも購入できる。
以前は、なんとかマダムが出没する高級食材店にしかおいてなかったけれども。
フランス人やイタリア人が、あんなに大騒ぎするトリュフって、どんな香り?と思っている人におすすめ。
疑似的な、トリュフ体験ができる(笑)
わたしはイナウディの白トリュフオイルをつかっている。
すごく小さな壜なのに、やや高い。
経済的なことをかんがえると、ためらう買いものだが、ちょっとした毎日の料理に変化がつくし、家庭でつくるボンゴレなどのパスタがゴージャスな味わいになるのはむろん、カッテージチーズなどにふりかけて、パンにぬってたべると、すこぶるおいしい。
ハチミツとも相性がよい。
残り野菜でかんたんなスープをつくって、器に盛りつけてから、白トリュフオイルをたらすと、ちょっとした味に。
コショウと白トリュフオイルをふりかけて、夏野菜を蒸す、かんたんラタトゥイユにも最適。
野菜スープには、バルサミコ酢もよくあう。しあげに、(ひとりぶん)小さじ1杯くらいのバルサミコ酢をくわえると、夏バテに効きそうな、酸っぱい野菜スープになる。暑い日は、これもよい。
酸っぱさがすこし苦手という人は、具にカボチャをプラス。バルサミコ酢の酸味とかぼちゃの甘さで、味わいやすくなる。むろん、酸っぱいのが大きらい(わたしの母)という人には、まったく向かない。
とにかく野菜をたくさん食べて、猛暑かもしれないこの夏をのりきろうとしている。