まずは、きのうカートオープン予告を20日と書いてしまい、陳謝。
みんさんが混乱したのでは、と恐縮している。
スタッフとの連絡が悪くて申し訳ない。
カートオープンが19日に変更されていたのを、チェックしていなくて。
今後とも、お買いもののさいは、このブログではなく舗(みせ)のページのご確認を。
8月にも、盛夏(暦では晩夏だが)にふさわしく麗しい鉱石があるので、
今回、目当ての鉱石を逃したかたも(むろんGetしたかたも)、
お楽しみに。
買い逃したのと、おなじ石にめぐりあうのは、むづかしいけれど、
べつの出逢いもある。
そんなふうに、ゆったりと気長にコレクションしているうち、標本箱が自分なりの色彩をおびてゆく。
さて、画像はオカトラノオ。
わたしは、これが群棲しているところを訪ねるのが好き。
この画像は、花巻市へ行ったさい、賢治記念館の緑蔭で撮影したもの。
到着したとたんに、白いしっぽが目につき、
出迎えを受けたようでうれしかった。
子どものときだったら、「注文の多い料理店」の入口がちかくにある、と空想したにちがいない。
イギリス海岸も訪れたが、今はもう豊かな水量で、
賢治が歩いた川床は露出していない。
賢治はここで、半分石化したくるみを拾ったと、童話「イギリス海岸」に書いている。
このバタグルミ化石は、耳猫風信社でも人気のアイテム。
めったに市場にもあらわれないが、みつけたら仕入れるようにしている。
この秋には出るかも。
賢治が「楢ノ木大学士」でジッコさんとあだなした磁鉄鉱も
こんかいの耳猫風信社の夏緑蔭シリーズで紹介している。
まだ、売り切れになっていないから、
賢治アイテムをあつめている人には、おすすめ。
わたしは、やはり賢治アイテムである、白雲岩(ドロマイト)をみつけたとき、
たいへんうれしかったのをよくおぼえている。
京都の石のイベントで買ったのだった。
「女の人がその石を買うなんて、ずいぶん石が好きなんだねえ」と石屋さんに云われた。
いえいえ、賢治作品が好きなんですよ。
おなじみの、黒板。
移築建物ではあるけれど、そこは空想力でカバー。
同じ敷地内にあった別棟(農業学校の校舎の一部)では、
進路相談の保護者面談がおこなわれているらしく、
学生と親が出入りしていた。
ああ、ここは学校なんだなあ、と思いつつ静かに見学。