庭でミョウガを育てている(手間いらず)が、
そのちかくで、ヤブミョウガの花が咲いていた。
野草だったのを摘んできて、移植したわけではない。
境界のフェンスぎわなので、おそらくヒヨドリが種をはこんできたと、思われる。
ヤブミョウガの果は、熟すと淡い青いろになる。
ヒヨドリの、ごはんになるとは知らなかった。
昨年、庭の南がわに住宅ができて以来、
日かげになる時間帯がふえて、植物にもすこしずつ変化が。
休眠中の冬場にも日光を必要とする、ユリやノウゼンカヅラは
花を咲かせなくなってしまった。
丈夫でハデなカンナも、ことしは地味にしている。
そのぶん、半日陰を好むヤマアジサイなどが、元気だった。
日かげなりの、庭の風景というものを楽しむことにする。