すこしまえに、手づくりした雪だるまのミニカード。
3センチ角くらいなのだが、
ちかごろ、このていどの小ささでも、
顔を描くのがたいへん。
さきのブログでご紹介した桑原弘明さんのスコープの極小世界は
工作机のうえで、部品を一度見失ってしまうと
見つからないほど小さいそうだ。
0.07ミリというステンレス線をつかった部品もある。
接着するときは、つまようじの先にのせるそうだ。
(ピンセットだとつぶしてしまうのだとか)
今回のスコープのなかには、
デュシャンの部屋が極小サイズで再現されたものがあった。
チェスセットの、
駒づくりの秘話などうかがい、
ふだんわたしには縁遠い極小世界の繊細さに、
ただおどろくばかり。
天球儀のある部屋の、
窓ごしの雪げしきに、うっとり。
桑原さんのスコープは26日まで、公開中。
クリスマスは銀座で! というかたは、
お立ちよりになってみては?
(スコープのなかをのぞかせてもらえる公開時間がきまっているので、
ご注意あれ)
スパンアートギャラリー(SAと書いてある)は、
プランタン銀座のならびの京橋よりに。
(外堀通りぞい)
ところで、今年の銀座は地味。
景気が悪いと、飾りつけもパッとしない。
チャンスセンターの前だけ異様な熱気だった。
(年末ジャンボの発売最終日だったから)