クリード石
3月の寒い朝、はやまって咲いた桜の花びらについた霜のような結晶が繊細だ。
ネバダ州産のクリード石の特徴としては、
ライラック色があらわれているところ、だそうだ。
連想する花としては、ライラックよりも桜なのだけれども。
ライラックの花がふる街におすまいの人は、
春の花は、桜ばかりじゃない、と云うことだろう。
ライラック色の舟にふりつもった花びら、
あるいは寒空を舞う、早咲きの桜。
ベランダの手摺にふったひとひらの雪が、
朝になって凍った、とでもいうように、針状の結晶がつんつんと立っている。
昼ごろアップしたさいに、ちょっと産地をかんちがいしていたので、
訂正を。原稿で疲れ気味(笑)ゆえ、お許しを。
ソーダライト
この青色を 肉眼で見ているように撮影するのがむずかしい。
携帯カメラで撮ると、
ふつうは実物よりウルワシク写るのだが、
このソーダライトばかりは、どうも無骨になってしまう。
(手のひらサイズなので、実際、重量感がある)
白い部分に感応して
菫青の微妙な色をそこねるからだ。
ラピスラズリの卵
春といえば復活祭。
やはり定番の卵ははずせない、ということで、
ラピスラズリの青い卵をそろえてみた。
地球を卵型にしたような色。
ラピスラズリの青がきわだつ標本だ。