右利きなので、右手にトゲが刺さると抜くのに苦労する。
そのうえ、老眼だと手もとがよく見えない(笑)
トゲも、大きめならば抜きやすいけれども、
小さいトゲは、やっかいだ。
しかも小さいくせに、けっこう痛い。
今回のトゲは、はじめはヤケドでもしたのかと思っていた。
そういう、ヒリヒリとした痛みがあり、
遠目には小さく赤くなっているように見えた。
そのうち、チクチクとした痛みになったので、
(キーボードを打つときに、気にかかるていど)
あらためてよくながめたら、とげだった。
しかし、
ルーペでのぞかないと、とげの在り処がよく見えない。
なのに左手にルーペを持つと、とげぬきが持てない(笑)。
なるほど~、
だから、とげ抜き地蔵に、ご年配の方々が集うわけね。
わたしもその仲間入り?
抜くのに、3日もかかってしまった。
(ほうっておくうち、トゲの頭がはっきりあらわれるので)
細密作業をするさいの、理科道具のようなルーペを持っている。
台つきのルーペなので、
手で持たなくてもよい。
ちょっと前までは、たんに「少年の理科道具」資料として、
これを持っていたのに、実用品になるとは(笑)
とげが刺さると、
いつも「ニルスのふしぎな旅」のエピソードを思いだす。
馬がわけもなく暴れ、その理由がわからずに叱りとばす飼い主。
ニルスが、トゲを見つけて馬を救う。
ニルスには、いくつか「もう1度見たい」エピソードがあるのだけれど、
十代のころのように全話をたのしむ気力はない。
ニシンの話と金貨の話と、ニルスが見世物になる話がとくに好きだった。
でも何話目なのかわからず。
たまたま、再放送を目にして、それが好きなエピソードだと、
とてもうれしい。
押井さんの演出が、たいへん光る作品だった。