『野川』も店頭にならんだころと思う。
どんな印象をお持ちになったか、
ご感想など、およせいただければさいわいだ。
河出書房新社のHPに『
野川』の特設ページができたので、
ご案内する。
http://www.kawade.co.jp/nogawa/
ところで今さらだが、
7月からこのブログの記事内に広告がはいるようになった。
うっとうしいけれど、消せないので、
用がなければスルーしてほしい。
今月の耳猫風信社の鉱石倶楽部も、
原稿にかかりきりの状況で、画像撮影が困難だ。
というわけで、このたびも店長よりのご案内となる。
湧水や螢をイメージしたものなど
単行本の『野川』にちなんだ標本もある。
夏にふさわしく、日焼けした肌にそっくりの
テラコッタのような貝の化石や、ウミユリもある。
読者のかたの、それぞれのイメージ&妄想で
選んでいただければ幸いだ。
南西の空の飛行機雲。
わたしの撮影ではないので状況がよくわからないのだが、
おそらく米軍機のものだろう。
この空域は、以前にも書いたとおり、
つねに米軍機が通過する。
飛行機雲は、真夏はあまり見かけないが、
秋から冬にかけての夕刻、
朱色に染まる空に、交差するいく筋もの飛行機雲を見る。
(かすかな爆音とともに)
大和市の方角から聞こえてくる。
真夜中にとどろきわたることもある。
空は占領されたままなのだということを、
子どものころから意識させられている。