今年は夏野菜があまりおいしくない。
だったら、イモはどうだ、と思って買ったところ、
家にもどってよくながめたら、しっぽがあった。
買うときに注意深い人は、
こういうのを避けるのかもしれないけれど。
でも、これをふかしてみたら、
甘くておいしいサツマイモだった。
さきにも予告したとおり、
「新潮」で連載中の「デカルコマニア」、
Ⅰ~Ⅲまでの予定が、Ⅳまでとなったので
今月も原稿に追われている。
とうわけで耳猫風信社の8月の鉱石倶楽部も
ふたたび店長撮影の画像となる予定。
(コメントは、わたしが)
ドイツ産の、とても小さくて青い標本がある。
この青が、なんとも麗しい。でも、ごま粒のように小さい。
青く透ける天青石もある。これは結晶も大きくかなりの逸品。
青といえば、
先日、隅田川の花火大会の中継を少しだけテレビで見ていたところ、
きれいな青を発色させている花火玉があった。
花火で青をだすのは、
燃焼温度の調節がたいへんむずかしいそうだ。
銀のしだれやなぎも、
今回はじめて見た。
(いつもは金)
鉱石倶楽部では、
そんな夏のなごりを感じさせる標本を、いくつか集めてみたので、
おたのしみに。