ファントム水晶 (アメリカ・アーカンソー州産)
いよいよ12月もまぢか。
今週は予告のとおり、
ミルキーホワイトクリスマスと題して、
クリスマスシーズンにふさわしい鉱石をご案内する。
初日は、ミルキーではなクリスタルなものから。
上の標本は、ごらんのとおり、
雪の女王の城といった風情。
クリスタルグラス製のオブジェのようだが、
これは自然の産物。
ホランド鉱 (マダガスカル産)
星砂がはいりこんだような、
小さな星宿りの水晶。
ご案内するたびに人気の高い標本だ。
星がとっても小さいので、
撮影するのに、ひと苦労。
このたびの標本は、星座を連想できるくらいに
星が宿っている。
こちらも、おなじ標本。
ふたつなんらんでいる星や、
銀河のもやの向こうにかすんで見えるような星がある。
入手なさったら、
じっくりたのしんでほしい。
水晶&トルマリン (パキスタン産)
雪のような水晶の母岩のうえに、トルマリンの結晶がのっかっている。
緑色に光るトルマリンの結晶は、
ふんわりとつもった雪が、
そのままの、やわらかいかたちを残す雪道で、
宝ものを見つけたような気分になる。
角度を変えてながめると
こんな具合。
今回は、標本のご案内からカートオープンまでが短かくなる。
というのも、
クリスマス前になんとか、お届けしたいと思っているので。
紙ものグッズは、紅い小さなリースのついた
ちっちゃいクリスマスカード。
リースは長野の手編み。
(と主張するほど、手のこんだものではないが)