ピンクモンブラン
またの名をピンクドロマイト。
マロンクリームのかわりに
ストロベリークリームチーズをつかった
ピンク色のモンブラン。
黒っぽく見えるのは、
この店秘伝のスパイス。
クリームチーズと相性抜群。
”そっとしておいて”
またの名を含コバルト方解石
花ことばがあるとすれば、
きっとこんなふうだろう。
ラズベリー&ストロベリー&ブルーベリーの
クリームチーズの小部屋に
ピンクの小さなバラがかくれている。
キャメル・キャラメル
またの名をステラー沸石
小粒のキャラメルと
しっとりした洋梨のコンポートの、
それぞれの口あたりがたのしいプチ・タルト。
ひと口大だが、ひと口でたべてしまうのは
惜しいかも。
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今月の鉱石倶楽部はこれにておしまい。
画像ではご紹介できなかったが、
大理石の母岩つきスピネルや、
うっすらとしたピンクが魅力のリシア輝石など、
今回はかなりの盛りだくさん。
通称”紅ざくら”の桜石は、
(白い雲母の桜石をご存じのかたはすぐにわかったと思うけれど)
きれいな薄紅色に染まった雲母。
めったにないものだ。
標本市で、こういう石をみつけると、
わくわくする(笑)
3月もひきつづき締切りに追われるので、
次回の鉱石倶楽部も
少年店長の画像でお届けすることになりそう。
ちなみに、
「小説現代」4月号より掲載の新シリーズは
”チマチマ記”
内容は、出てのおたのしみ(笑)
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