きのう、計画停電が今後はおこなわれないことを東電が発表した。
これで、ようやく三日後の予定や来週の予定を立てる生活ができる。
でも、まもなく冷房が必要な季節になる。
そのまえに、電気使用制限令とやらを実施するなり、
ほかの節電方法をきめるなりしてほしいものだ。
電気使用料金の明細がとどいた。
今月から「太陽光促進付加金」なるものが差し引かれる。
先月の明細書に告知があったので知っていたが、
今のこの状況で実施されると、
なおさら腹立たしい。
太陽光発電設備を導入した一般家庭の余剰電力を
東電が(高く)買うために、
電気をつかうすべての家庭から、電気使用量に応じて付加金を
とられるのだ。
計画停電中、
キッチンのガスをIHにしていなくてよかったと
心の底から思った。
水道もつかえた。
そもそも、電気の暖房に適した家ではないので、
(断熱の点で)
ガスストーブなしの冬なんて、
考えたこともなかったけど。
この付加金がいやだったら、
とっとと太陽光発電設備をとりつけろ、という意味でしょう?
だけど、もはや温暖化対策の数値目標なんて、
めざしている場合ではなくなった。
火力発電所にたよるなら、なおさら。
おばけ煙突があった時代に
もどるのか。
だけど昭和三十年代に郷愁をかんじている人には、
いいのかも。
わたしはなんの郷愁もなかったけれど、
もはやいいも悪いもないね。
電気にたよらない生活を、
あるていど取り入れないといけないのだろうから。
とりあえず、食器乾燥機を廃棄した。
(ちょうど買いかえ時期だったが、新しいのを買うのをやめた)
食洗機ではない。取水口のカビを怪しんでいたから、
もともと使う気はなかった。
無漂白のフキンをいっぱい買いこんだ。
そのつど拭きとる。
家事労働の短縮へ進んできた道を、
ちょっと後戻りする時代になったということかな。