1)ペンタゴン石
どこが五角形なのか。
ほんとうは画像でお見せしたい。
でも、ふつうのカメラのマクロモードでは撮影できない。
この標本の青いブローチの部分。
実は針のような結晶の集合体。
その針のさきっぽのひとつひとつが、
ペンタゴンなのだ。
標本を手にいれたのちに、ご確認を!
ごらんのとおり、
バックシャンでもある!
この渋いもようが、なんとも。
2)銅藍(コベリン)
これも、実に魅力的な青い結晶。
反射のぐあいで、青色がさまざまに変化する。
とがったかたちもおもしろい。
小さな青い鳥のように見えたり、
鏡のような光を宿していたり。
そこまで撮影できないのが、口惜しいけれど、
そのあたりは、手にとってからのお楽しみということに。
3)藍方石
ひとつは『デカルコマニア』のアルクが子ども時代に父の
ソラから聞かされたあの物語の、
古本行商人が持っていたような
銀の羽のなかにうずもれている。
(鉱石舗の画面でご確認を)
もうひとつは、
粒々の結晶だけをとりだした標本。
これも透明な水色の魅力を
できるだけ
お伝えしたいのだが、
小さすぎて、撮影がむずかしかった。
「ちっこい」標本が好きなかたに!
わたしはこの画像を、現在スマホの壁紙に
設定している。
ミントキャンディのよう。