読書感想文を書くために、
なにか役立つことはないかと思って、
はじめて、このブログを訪れたかたへ。
たいして役立つ情報はないけれども、
野川がどんな川かを、
画像で見たいということもあるかと思い、
『野川』を単行本として刊行するさいに、
書いていた「野川日記」を
カテゴリをつくってべつだてにしたので、
参考にしていただければ。
野川というのは、一般名詞でもあるけれども
東京の郊外を流れる川(一応、一級河川)の
固有名詞でもある。
『野川』のなかに出てくるのは、
むろん、固有名詞としての野川。
段丘や崖線(がいせん)は、
東京の武蔵野地域に住んでいると、
ちょっときつい坂道をともなう場所として、
あたりまえに日常のなかにある。
その特異なかたちを日頃は意識しないが、
まっすぐなスカイラインをもつ緑の台地がつづく
こんな景色は、
ここ武蔵野以外では、あまり見られないと思う。
『野川』に出てくる東京G大学は、実在する。
(外国語によるコミュニケーション能力を高めたい人のための大学)
夏休み中は、オープンキャンパスの実施中であると思う。
建物内から、崖線がまっすぐなスカイラインを描く景色を、
ながめてみるのもおもしろいのでは。