ネーブルオレンジのシロップ漬けをいただいたので、
パンケーキにのせてみた。
カロリーを気にして、4つのせたいところを2つでがまん。
よって、
おかしな目玉もようになっている。
パンの 耳にのせて、トーストしてもおいしい。
このシロップ漬けは、
広島空港の搭乗ゲートでのみ売っているものだそう。
シロップといっても、ジュレのようで、
甘すぎず、くどすぎず。
ちょっと味わったことのないシロップ漬けだった。
瓶に詰まっているときも、
側面にネーブルオレンジの輪っかがならぶように詰めてあり、
それがまた計算したようにぴたっりで、麗しい。
(…ように、ではなく計算して瓶のサイズを決めているのだろう)
これをくれた友人は、
急用で日帰り広島をしたついでに、
売店にありったけの瓶詰を「おとな買い」してしまったらしいが、
「これが買えたおかげで、
広島日帰りのもったいない航空運賃の
埋めあわせになった」とのことだった。
その友人と、
きのうは日帰り軽井沢を楽しんできた。
泊まりがけで行こうと思うと、
日程を調整したり、ホテルを予約したり、と
けっこうめんどう。
日帰りならば、
来週あたり紅葉が見ごろらしいよ、などと
思いついたときに、実行できる。
切符だけは確保して、
9時20分東京発で、10時半ごろ軽井沢に到着。
落葉松の黄葉を堪能するのが目的だから、
地図もろくに見ないで、
頭上の落葉松を追いながら、
別荘地帯をうろうろ。
ランチのときだけは旧軽井沢に出てきた。
トップシーズンだけあって、
連休谷間の平日だというのに、
軽井沢銀座は、たいへんな混雑。
化粧室をつかいたい都合があって、
一応、カフェらしきところにはいった。
(目当ての店が行列していて)
空いているだけあって、大ハズレだった。
(店の人が、すみのテーブルで子どもの宿題の相手をしている。
ハチが飛びまわり、ハエのように食べものに寄ってくる)
観光地でハズレをつかむと、
ほんとうに、どうしようもないことに。
まあ、こちらの計画性のなさのゆえだから、
仕方がないか、というかんじ。
紅葉は、
琥珀、レモン、オレンジ、あかね、朱色、
灰朱、銀朱、潤朱、朱紅、紅緋、淡紅など
色とりどりで麗しかった。
風景は、肉眼で楽しむにかぎる。
カメラの出番なし。
4時39分軽井沢発で、東京へもどってきた。
6時ちょっとまえに到着。
東京駅でお弁当を買って帰る。
たのしかった。
でも、数年まえに訪れたときより、
旧軽井沢あたりの排ガスが気になった。
交通規制するべき。
アウトレットモールができて、マイカー族が増えたようす。
舗装された道もふえた。
わたしのように、
アウトレットにも教会にも興味がないものにとって、
排ガスはもっとも興ざめする。