グリーン螢石
果実のようにみずみずしい結晶が、
ずっしりとかたまりになった
ぜいたくな標本。
この海緑色のフルーツには、
ひとつ秘密がある。
螢光すると、
こんな色にかがやくのだ。
螢石
小さな子どもに、
「これは鏡の国の庭でひろった鏡のかけらなんだよ」
と、自慢したあとで、
実はね、鉱石なの、とタネあかし。
そんなふうに鉱物の魅力をつたえるには、
うってつけの標本だ。
みなさんも、身近にいる小さい人たちに、
ぜひとも、
自慢のコレクションを”見せびらかして”ほしい。
ちょうだい、と云われて困らないように、
小粒なものを、用意しておこう。
大きいのがいい、という欲ばりな子には、
欲ばると身にならないことを説く物語をきかせよう。
(花さか爺さん、宝石ひめ、金の斧銀の斧など)
螢石(虹つき)
結晶のかたすみに、
秘密の鏡があり、
どこかの虹を映しとっている。
結晶をあちこちからながめているときに、
ふ、と見つける虹のたのしさ。
by kotorico-nagano
| 2011-12-07 12:30
| 鉱物・化石
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