この春、わが家の庭で咲いた
最初のすみれ。
とがった影がよぎっているのは、
ジャーマンアイリスの葉っぱ。
そう、その鉢植えのなかに、
すみれが、<はびこって>いるのだ。
負けるなジャーマン。
撮影したのは、ちょうど一週間まえ。
おなじころ、つばめの初鳴きも耳にした。
今年は、どちらも遅れ気味。
四月も肌寒い日が多く、ちょっとウンザリしている。
デデポポも巣作りがうまくゆかないようす。
ちびちび鳥たちの、ヒナの声もまだ聞こえてこない。
でも、先日道を歩いていたら、地面になにやら太いヒモ~と
思ったら、ミミズ。
まだ、こんなのがいたんだ、とびっくり。
子ども時代には、平気でさわっていたけれど、
もちろん今は、お断り!
昔はこれで、ザリガニを釣っていた。
輪切りにして、細い枝の先に刺して、
ザリガニの棲む池に突っ込む。
棒釣り。
記憶のなかのイメージだと
輪切りの直径が1センチくらいある。
そんなに、太いのがいたのか・・・
野蒜をひっこぬくと、
ジグモがぞろぞろ、とか。
ああ~。
どうして子どものころは、平気だったんだろう。
いまや、「群像」5月号の、ありんこすら、コワいのに。
こちらは、先日府中市美術館へ行ったとき
美術館まえの桜並木で撮った
オオシマザクラ。
ソメイヨシノとはちがう香りがして、
花も白く、
山育ちの素朴な感じの桜。