秋明菊と凌霄花が混在する季節だ。
虫の季節でもある。
自転車に乗って走ると正面から虫に飛びこまれることもしばしば。
目だの鼻だの。
道路でひっくりかえっているセミを避けきれずに轢いてしまうことも・・・。
耳に虫がはいった経験はないが、
これは厄介だろうと思う。
昔、安岡章太郎さんの「蛾」という短篇を読んで、
ここまで悶々と考えこむまえに医者へ行け~と思ったものだ。
応急処置について検索してみた。
虫に鼓膜を突破されることはないが、傷つくことはあるので
ただちに医者へ、と書いてある。
耳のなかに、油をぬったり、アルコールで消毒したり、というのは
虫が暴れないようにおとなしくさせる(つまり殺す)効果はあるとのこと。
(懐中電灯などの)光をあてると出てくる、というのはデマだそう。
お線香の煙でいぶしてみたら、バックで出てきた(頭から入っていたので)という
エピソードを載せている方がいた。
ウスバカゲロウだったそうだ。
このかたは、医療関係者のようだが(病院のブログだったので)
殺さずに処置できてよかった、とコメントしている。
われわれは身近な生物たちと、どこまで共存すべきなのか、
考えさせられる。