やはり、無理でした。
「白菜」
あっというまに会期終了。
ちょうど仕事がたてこんでいた時期でしたので
(今もですが)
長時間ならんで観覧しての一日を
つくるのは不可能でした。
翡翠の質感を実感したいところでしたがね~。
そのほかのコレクションを観に、
そのうち出かける予定です。
福岡での「肉」の展示も大混雑になりそうですね。
どちらかといえば、
わたしも「肉」のほうに
より興味がありました。
麗しき瑪瑙を肉に見立ててしまう
その、あられもなさ、に。
ところで、
しばらく品切れ状態だった
『ぼくはこうし大人になる』が角川文庫より
新装版で出ます(8月刊行予定)。
角川テイストのカバーイラストつきです。
これは、未知読者向けの要素が強いので、
初出単行本の読者のかたには、
ちょっとした違和感があるかもしれません。
わたしの描いたものより、
情感あふれる(かつ爽やかさのある)
イラストになっています。
ひさしぶりに読み返してみましたら、
中盤以降は、全面的に書き変えたい衝動を
抑えるのに苦労しました。
今なら、ここはこう書くけどね、
と思う場面がしばしば。
前回、文庫版にるすさいは、
そこまで気にならなかったのですが、
ううむ。
これは成長なのか老化なのか、
それとも後退なのか……。
by kotorico-nagano
| 2014-07-13 09:00
| もやもや
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