年末恒例のScope展に出かけてきました。
今年は製作総数100個記念ということで、
過去の作品の入れ替え展示あり、
人気投票(抽選で紙Scopeプレゼント!)あり、
と盛りだくさん。
記憶のなかの、過去の景色がよみがえって、
ひとつだけを選んで投票する
そのナンバーを決めるのがたいへんでした。
DMを飾るのは新作の〈紺碧の鏡〉
ステンドグラスのある窓辺から、
群雲をただよわせた碧い空をながめる趣向です。
Scopeに射しこむ光の位置によって、
時間が移ろう仕掛けはいつものごとく。
昼間の景色から、暮れあいまで。
そうして、蠟燭の灯だけの夜。
今回わたしのお気に入りは
〈混沌〉
洞窟のなかから、
遠くの大滝をながめる壮大な昼間の景色が
一転、夜になると
湖面に映る星々のかがやきだけとなる。
その浮遊感にめまいをおぼえる、
そんな作品です。
ソリッドな函のなかにありながら
覗いたとたんに、
そこは外になってしまうというScopeの不思議。
銀座椿ギャラリーにて
今月27日(土)まで。
日曜日は休廊ですのでご注意を。
いつもご案内していますとおり、
Scope公開時間が定まっています。
午後1:30 3:30 5:30 の3回ですので
時間を調整しておでかけください。
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