昨日、
河野多惠子さんの訃報を耳にしました。
わたしが文藝賞をいただいたときの
選考委員のおひとりです。
河野さんが亡くなられたことで、
当時の四名の先生がたはすべて、
この世を去られたことになります。
ご冥福をお祈り申しあげます。
文藝賞をいただいて27年。
『少年アリス』の単行本が出てから
ちょうど26年になります。
('89年1月刊行でしたので)
あれから四半世紀あまりが過ぎてしまったことを
あらためて考えています。
あと何年、書きつづけられるのだろうか、
ということも含めて。
今月にひきつづき、来月も原稿に追われそうです。
さきに書いた「冥途あり」を
単行本にするには、(枚数的に)もう一篇が必要ですので、
そのために、という要素が大ではありますが、
建前はあくまでも、新しい道を拓くために、
「群像」の」原稿に取りくんでいるところです。
しばらくブログが途切れ途切れになりますが、
ご容赦ください。