すっかり初夏ですね。
新茶の香がうれしい季節です。
連休中は、ずっと仕事で
まだ衣替えが追いつきません。
すでに夏ものをひっぱりだして着ていますが、
冬物を片づける時間がなく、
混在してごちゃごちゃになっています。
衣類保管つきクリーニングは
受付期限が3月末だったので
(わたしが利用しているところでは)、
真冬ものは、その期限までに依頼しました。
でもそのほかの冬物は、まだそのへんに積んであります。
正月から原稿に追われている話ばかりしていますが、
いっこうに新刊が出ないではないか、と
読者のみなさんは、
思っていらっしゃるでしょう。
いくつも同時進行していて
(なぜかダンゴ状態になってしまったのです)
それが、6月、7月と連続して単行本になります。
この期間は、耳猫風信社のイベントもあり。
しかし、この期に及んで
まだタイトルを迷っているので、
6月の下旬に大和書房より、
また7月に講談社より『冥途あり』が刊行されることを
お伝えして、
6月刊の単行本については
のちほどタイトルのご案内をします。
6月発売の「文學界」7月号に
読み切り連作の最終話
「伊皿子の犬とパンと種」をお届けします。
この連作は「ポンペイのとなり」から2年越しでつづいているものです。
昨年掲載の前作「ノヴァスコシアの雲」からちょっと間があいたので
忘れていらっしゃるかたもいるかも。
ようやく最終話にたどりつき
単行本になります。
耳猫風信社のイベントの詳細は
HPでご確認ください。
7月には恒例の朗読会もあります。
そろそろミネラルショーの季節だなあ、と思っていたら、
世間ではいまさら天然石ブームなのだとか。
オーケナイトの形状を
ことさらに「うさぎのしっぽのような石!!!」と
騒いでいるようす。
時がひとめぐりして、
新しい世代が
あらためて気づいたということなのでしょうね。