
北海道文学館に向かって中島公園内をウロウロ(道に迷い)
丸天蓋が見えたので
近づいてみましたら、
小さな天文台がありました。
内部には入れませんでしたが
ドームを開いているところでした。
青空に映えて、清々しい姿です。
雨降りの東京を発って、
到着した札幌は快晴で
湿度もひくく、カラッと爽やかでした。
気温は札幌市としては高めでしたので
寒がりのわたしはたいへん助かりました。
今週はもう、20℃を下回る気温ですものね。
東京はまだ暑いです。
文学館のイベントでは
多くの方にお集まりいただきました。
感謝申しあげます。
吉増剛造さんはイベントの3日前にアメリカから帰国なさったばかりで
ややお疲れのようでしたが、
たくさん語ってくださいました。
会場にお越しのわたしの読者のかたがたのために、
せかっくですからもうちょっと吉増さんの世界がわかるような
お話に発展させたかったのですが
(最新詩集『怪物君』のメイキングや、わたしの読者にも
ぜひ読んでいただきたい初期詩集『黄金詩篇』のことなど)
吉増さんのお気遣いで、わたしの小説の話が多くなりました。
あるいは賢治さん関連の、わたしの妄想話にも時間をいただき、
あっというまに時が過ぎました。
トークイベントでも触れた
『文藝』冬号もそろそろ書店にならぶかと思います。
賢治さんがらみの小説で「銀河の通信所」というのを掲載しています。
まずは前篇を。ただいま後編を書いております。
またこのなかの一篇を小冊子にした
耳猫風信社謹製の『レモンとお月さま』も
たくさんお申し込みありがとうございました。
ただいま、発送作業を行なっておりますので、
まもなくお届けできる予定です。
現代詩手帖の特集も愉しんでいただけましたでしょうか。
さて、世間はハロウィンに向けていつもながらの
由来を無視した盛りあがりですね。
わたしからも画像をプレゼント。
ぬいぐるみ作家のRALLY・LUさんの作品です。
ハロウィンが近づきましたら、
べつの画像もご紹介します。
RALLY・LUさんは洋猫や仔猫に熱烈ファンの多いかたですが、
ひそかに製作している和猫もとっても素敵なのです。