先日、千葉市美術館の
『ウォルター・クレイン展』を観にでかけてきました。
(もう会期が終了している話題ですみません)
クレインという画家の名前に聞きおぼえがなくても
「長靴をはいた猫」や、
「かえるの王子」などのイラストは
みなさんもどこかで目にしているのではないでしょうか。
力のこもった盛りだくさんの展示でした。
じっくり鑑賞しておりましたら、
こちらの体力がつづかず
途中で集中力が切れてしまいましたが、
それはわたしの問題であって、
展示は充実していました。
クレインと同時期に活躍した
ケイト・グリーナウェイの水彩画の原画などもあり、
原画と印刷物がかなり異なることを
あらためて確認したしだいです。
グリーナウェイの水彩は、ごくごく淡い色で
線も、やわらかい植物そのもの。
印刷物のインクの色とはだいぶちがいます。
そうしてこれらの絵本が
当時、爆発的な人気だった背景には
彫版師と印刷業をかねたエヴァンスという人物の
プロデュース力があったことも
パネルによって解説され、
印刷物が大衆化してゆく時代のようすがわかる展示になっていました。
千葉駅にははじめて下車しました。
遠かった・・・。
わたしは高校時代、津田沼や市川や船橋から通ってくる
同級生を、
(新宿を経由してくる)
近距離通学の人だと勝手に思いこんでいましたが、
彼女たちが、遠距離通学をしていたことに
いまさら気づいたしだいです。
(学校は杉並区にありました)
千葉駅では駅校内のコーヒーショップで
たいへんおいしいカフェオレをいただきました。
かなりレベルの高いカフェオレでした。
サンドイッチもおいしそうでした。
ランチの時間には早かったのでカフェオレだけにしましたが、
惜しいことをしたと思っています。
通学、通勤で毎日利用する人が
うらやましくなりました。