新刊ができあがりました。
このたびは、黒漆の文箱といった風情です。
装画の岩渕華林さんが、魂のこもった絵を描き下ろしてくださいました。
面相筆で描かれた毛筋の見事さに、惚れ惚れしますね。
見返しの桜いろにも、うっとりします。
(光の具合がよろしくなくて、黒のコク、表題の金箔押しが出ておりません)
読者のみなさまのお手もとに届きましたら、じっくり堪能してください。
また10月下旬には
『白いひつじ』を
改題した『いい部屋あります。』が角川文庫で刊行されました。
単行本のときとがらりと雰囲気を変え、
カジュアルなカバーデザインになっています。
帯のチェック項目が、愉しいです(担当編集者のアイディア!)
さて、いくつかお知らせをいたします。
↓
耳猫風信社は今年も文学フリマに参加します。
11月23日(勤労感謝の日)東京流通センター第二展示場にて
過去の通信のアーカイブを小冊子に仕立てたものや、
耳猫風信社がプロデュースするアーティストmaruheiの
ブックカバーなど。
maruheiは耳猫風信社謹製小鳥ちゃんグッズでおなじみの作家です。
今回は「電球兄弟」と「金魚」です。
小鳥シリーズはクリスマスに向けて製作中です。
つぎにご案内するのは、わたしの友人が考案したボードゲームです。
健常者と視覚にハンディキャップがある人とが、
おなじ条件でplayできる画期的なゲームです。
ボードゲーム好きのかたはもちろん、
福祉関係のお仕事のかたなどにも関心をもっていただけますとさいわいです。
問い合わせ先など詳細につきましては
https://mainichi.jp/articles/20171013/k00/00e/040/163000c
個人的には、
もう少しお菓子度をアップ(カラフル)して派手にすれば?と思いましたが
着色にはコストがかかることから、今回はナチュラルカラーなのだそうです。
もちろん「手触り」には工夫を凝らしてあるそうですよ。
恒例、国分寺「くるみギャラリーのクリスマス展」に耳猫風信社も参加します。
2017年12月14日(木)~12月25日(月)
(19日は休廊)
こちらも詳細は耳猫風信社HPをご覧ください。