猛暑もやっと終わるのでしょうか。
とはいえ連日、空はあやしく、
洗濯物が乾きにくいので困ります。
涼しさとともに衣類も、厚地になってきますし。
先日の台風、地震の被災地のみなさまに
お見舞い申しあげます。
宮沢賢治さんの関連で、ちょうど苫小牧のあたりの
「心象スケッチ」を読んでいたところでした。
生徒ともに北海道を修学旅行で訪れている賢治さん。
日暮れて宿舎を抜けだし「海鳴り」というスケッチをします。
月あかりの砂丘のようすを書いています。
草穂と蔓と、
みちはほのかに傾斜をのぼり
はやくもここの鈍い砂丘をふるわせて
海がごうごう湧いている
(宮沢賢治 春と修羅 異稿 「海鳴り」)
地質にくわしかった賢治さんのスケッチには
地理的な情報がたくさん盛りこまれています。
わたしはこの地域に砂丘群があることを
賢治さんの詩を読むまで知りませんでした。
先日の台風のさい、
わたしの住居のある地域で1時間ばかり停電しました。
これから風が強まる、という時間帯でしたので、
まだ脅威を感じるほどではなく、
まさか停電するとは思ってもいませんでした。
後日、停電の原因が「倒木」であったことがわかり、
さらにびっくり。
ご近所情報ですと、
自治体が管理する公園内の木が倒れ、
架線を切断した、ということです。
わたしの住宅はオール電化のため、
停電すると、なにもかもが使えず。
カセットガスコンロを防災備品として持っておりますが
念のため出してみたところ
ガスボンベの「使用期間」が期限切れになっていました。
交換しておかなくてはな~と思っていたところへ
こんどは北海道の地震が発生。
わたしよりも切迫しているかたがいると思い、
購入をひかえておりましたが、
(母の情報では近所のスーパーやホームセンターから
紙皿、紙コップ、ラップ類が消え失せていたとのこと。
「被災地の親族に送ろうとしたのかも」と思っておくことにしましたが、
やはり、なにごとも早いもの勝ちですね。
つぎの台風がくるまえに準備すべきかもしれません。
子どものころの台風の晩のことを思いだしました。
窓はアルミサッシではなく、木枠+ガラスのうえ雨戸なし。
ガラスが飛び散らないようにテープをはり、
窓から離れて(とはいえ小さな部屋なので、限度あり)、
布団をかぶって、ひたすら暴風が過ぎるのを待つのみ。
しかし、窓がペアガラスで、飛散防止フィルターを張っているいまも、
近頃のような大型台風に襲われたら、防ぎようがない気がします。
バルコニーには室外機以外のものはなにひとつ置いていません。
物干しざおはもちろん、
サンダルすらなし。
なのに、台風のあとはいろいろな小物が、
あるんですよねえ、バルコニーに。
ちばん大きいのは、甲虫の死骸でした……。
「文藝」に掲載した「カムパネルラ版銀河鉄道の夜」をすぐさま
単行本にするはずが、
加筆や修正が予想外に大掛かりなものとなり、
この夏じゅう、取り組んでおりました。
なので、刊行は晩秋になりそうです。
(このごろ、秋がないまま冬になりますけれども)