新年おめでとうございます
元日の夜明けまえ、東の天が澄んで、
細い月がきれいに見えました。
2日の朝も、さらに細くなった月を見たかったのですが
曇天でした。
ふだんどおりに仕事をしております。
締め切りが近いので。
それなのに、寒さで頭がはたらかず。
虎年だから、
あの「虎」にもがんばってもらいたいけれど、
昨年も後半で失速したので、
いつもどおりあまり期待せずに
シーズンを迎えたいと思います。
ことしの虎ちがいは、
虎斑のトラツグミに登場してもらいましょう。
黒い三日月もようが、粋です。
この斑もようが
トラのつく和名の由来でもあるそうです。
古くはその声の異様さから、
「鵺」と思われていたという話も、
鳥の名の紹介蘭にはよく書いてありますね。
トラツグミの英名はWhite’s Thrush
英国などでは一般的なツグミが真っ黒だからでしょう。
クロウタドリ(Black bird)がそれ。
「噤む」が「歌鳥」になるのは、面白いですね。
「六ペンスの歌をうたおう」の絵本の
パイのなかから顔をだしている絵を思い浮かべてしまいます。
アガサ・クリスティーの『ポケットにライ麦を』も
読みたくなります。
ことしの「干支もの」は
ちょっとヘンな子を入手してしまいました。
虎小石。
もとは「虎御前の石」なのですが、
江戸の絵師が珍獣にしたて、
その版画を所蔵する太田記念美術館が、
フェリシモミュージアム部とコラボして
奇怪なアイテムをこしらえました。
これ、ふつうは笑うだけで買いませんよね~。
でも買った。
尾っぽもあります。
この画像では写っておりませんね。
(アングルをまちがえました)
想像してください。