チューリップに似た花を咲かせる
ユリノキですが、
高木になるので、花の姿はなかなか見えません。
夏には大きな葉の重なりで、涼しい木蔭をつくってくれる
ありがたい木でもあります。
晩秋から初冬は、華やかに彩られます。
紅でも黄でもない、さまざまなオレンジが魅力。
葉のかたちもユニークです。
昔のひとは半纏にたとえ
ハンテンボクという和名があります。
わたしはムササビが飛んでいる姿を
連想してしまいます。
(映像でしか見ていないのですが)
小さい座布団といったところ。
地元の幹線道路では、
昭和時代に街路樹として
タブノキとユリノキが交互に植えてありました。
どちらもぐんぐん成長して高木となり、葉を茂らせ、
歩道を覆って木蔭をつくり、
真夏に歩くときは日よけとなって助かりました。
茂みのなかは、さまざまなイキモノの栖となっていました。
しかし、大木となり過ぎたことが問題となり、
あるとき、すっぱり伐採されました。
かわりに、もっと成長の遅い木が植えられました。
発達した台風が接近することが多くなったいま、
頭上を気にせずに通行できるのは
よいことではあるのですが、
猛暑の夏には濃い木蔭をなつかしく思うことがあります。
きょうの画像は、近隣の某大学構内のユリノキです。
(風が吹いていたので、葉っぱがぼやけてしまいました)