
花だけは、さらにのびつづけ、このように葉の一部であった「なりそこない」の花とわかれた。どっちつかずはゆるされない。花のいろをまとっていても、構造的には葉である、と断定されたのだろう。
それにしても、季節はずれのどしゃぶりはいやになる。せっかく、紅いふちどりのついたオレンジのチューリップが咲きはじめていたのに、雨にうたれて、はやくもぐったりしている。かぶきチューリップはずいぶんながく咲きつづけていたけれども。
地元でみのがした、あれこれの芽吹きを、どこかへ出かけていってでたのしみたい。・・・といつも今ごろ思いつくが、世の中は連休。日ごろ、出歩きなれないわたしは、家にいるほうが無事。