あいかわらず、締め切りに追われている。来週にはかたづく予定。
ところで、原稿を書いているときに、「これの正式名称はなんだろう?」と思うことが、ままある。あらためて、考えたことがないほど、ずっと昔からあるものや、身近なものでも。
お菓子にまつわる小説を書いていることは、ここでも何度か紹介したが、その下調べの最中に、子どものころに食べていたお菓子で、最近やっと正式名を知ったものがある。
無印良品のことはたびたび書いているが、あるとき、お菓子の棚に、昔なつかしい動物ビスケットの砂糖衣がけをみつけた。袋の品名のところに「動物ヨーチ」と書いてある。
なぁるほど。正式には、こう呼ぶのか。調べたところ、ヨーチは幼稚園のヨーチだそうだ。
ABCビスケットとおなじく、大正時代に輸入された動物ビスケットに、ドイツ語でKINDERGARTEN(幼稚園)の文字がはいっていたことに由来するとか。
ところで、きょうのタイトルの巻きとりカギは、ビスケットとは関係なく、コンビーフの缶詰のお話。あの缶をあけるときに、くるくると巻いてゆく道具のことを、巻きとりカギと呼ぶ(ノザキのコンビーフを紹介したWebにて知る)。日常生活では、名称などたいして必要はないので、今まで知らずにいた。
夏は、加工品のほうが保存しやすい。肉を買うかわりにコンビーフの缶詰を買う。それで、いつもどおり缶をあけようとしたときに、例の巻きとりカギが、缶の底に紙テープでとめてあることに気づいた。たしか、去年はまだ、プラテープだったはず。
プラスティック製品を、紙に変更したんだなあ、と思い、製造元のホームページを見ようとして、カギのことを知ったわけである。紙への変更は、二酸化炭素排出防止策のひとつなのだろう。同じレベルの商品で、どちらを買うか迷ったときは、こんなところも、チェックポイントになりうる。