
ポタージュとおなじく、築地江戸一の青えんどう豆をつかって、豆腐と和えて茶巾しぼりに。できたての温かいのはむろん、夏などは、冷やしておいたのもおいしい。
豆腐は、鍋で沸騰したお湯に塩ひとつまみをいれて、さっと茹で、木綿の布をひろげたザルで水分を切る。布は何度かとりかえるとよい。そのあいだに、青えんどう豆をすり鉢でペースト状にする。そこへ、豆腐を和える。あとはラップにくるんで、茶巾しぼりに。
分量はお好みで。わたしは小さいお豆腐を買ってきて、その半分を茶巾に、のこりは普通の白和えにしたり、おみおつけの具にしたり。
きのうの工作のしたに敷いたのと同じ銀河の手ぬぐい。こんなふうに地色は藍の濃淡、そこへ小紋がちらしてある風流な柄。
七夕は太陽暦だと梅雨の真っ只中。とうぜん夜天は曇天とあいなる。浴衣すがたが目につく季節でもあるけれど、妙なのは報道の若手女性スタッフの着こなし。正月などは晴れ着の衣紋をぬいて、いかがなものか、というような姿であらわれるくせに、浴衣は逆に衿をぴっちりつめて、お子さまのような着つけ。浴衣こそ衣紋ぬきでしょう。
成瀬巳喜男監督の映画でも鑑賞して、浴衣の粋を会得してほしいものだ。
(報道若手男性スタッフの、ウエストへこ帯は、問題外!)