
フルーツゼリーは、夏の味。きょうは、むかしのアルミ型とガラス型をごらんにいれよう。図版は昭和八年の「主婦之友」より。今から75年もまえに、こんなゼリーを食べていたのは、山の手のごくかぎられた家庭であっただろう。
わたしは今でもプリン型はアルミ製のものをつかっている。軽くてあつかいやすい。東京のかっぱ橋(調理器具などの問屋街)で手にはいる。このあいだ、浅草のほおずき市へ出かけた帰りがけに、かっぱ橋によって、またあたらしくプリン型やマフィン型を買ってきた。
一日じゅうでも遊んでいた道具街だけれども、さすがにこの季節は暑いので、目当ての店をいくつかサクサクとまわって、帰宅する。
今回は、ちょっと可愛らしい小鳥のゼリー型があったので、あれやこれやもとりまぜて、耳猫風信社の夏のおたのしみ袋をつくってみた。みなさんも、それで「なつかしゼリー」をこしらえてみてはいかが?
まもなく、通販ページにアップされるので、おたのしみに。数は少ないので(ごめんなさい)、ほしいかたはチェックを怠りなく!